寮務主事挨拶

寮務主事 八嶋文雄

 現在、北九州高専浩志寮には5ヶ国からの留学生5名を含む139名が入寮しています。そして、およそ1ヶ月〜3ヶ月の範囲でやってくる短期留学生たちも滞在中の生活を共にすることがあります。最近では寮内に英語表記も増え、また、寮マッチなどのイベント(スポーツ大会)等を通して、浩志寮に居ながらにして国際交流を図ることができるようになってきました。
北九州高専の寮生たちは、中学を卒業して間もないわずか16歳の年で親元を離れます。学生にとっても保護者にとっても不安が先立つことでしょう。上げ膳据え膳だった家庭生活から一転、自分の身の回りの事はもとより、周囲にも気を配らなければなりません。しかも、日課表というタイムスケジュールに沿った生活をしなければなりません。それ故に最初の1週間、1ヶ月、そして数ヶ月を過ごしたあとの帰省時の表情はいかがだったでしょうか。卒業の頃にはもう二十歳です、見違える程の成長が見られることでしょう。きっと、いま寮で大変だなあと感じている「いくつかのデメリット」は、必ずや社会に出たときに「多くのメリット」として生きてくるものと信じています。浩志寮の名の由来のように、“空や海のごとく広く豊な望み”を持ちながら寮生活を通して成長を遂げていって欲しいと願っています。